岸田政権のセンスのなさ
岸田首相のセンスのなさは、全国に知れ渡り、支持率は低迷し、さまざまなメディアでの世論調査で軒並み30%を下回っています。
これまでの通例であれば、支持率が低迷すると、与党の中から首をすげ替えろ、という動きが出て、政権運営が立ち行かなくなって退陣、という流れができてくるはずなのに、いまだにそういった動きがみられません。
これほど支持率が低空飛行を続けているのに政権を維持できている岸田首相は、実は政治的な能力が極めて高いのかも?と、岸田首相のセンスを疑う自分のセンスを疑い始めています。
「女性自身」による興味深い記事
そんななか、次の政権を取ってほしい党、という興味深い記事がありました。
タイトルでは、1位が出てこないので、中身を見てみないとならないのですが、次の政権を取ってほしい党の衝撃の圧倒的1位は、実は、自民党でした。
1,000人からの回答を得たウェブアンケートで、1位が313票で自民党、2位が158票の日本維新の会、3位が116票で立憲民主党だったそうです。
どのような層がどのように回答したかはわからないので、これが日本全体の世論だ、と断言するのは危険ですが、まあそんな感じで妥当なのかなと思いました。
この先どうなる?
裏金疑惑を持ち出すまでもなく、自民党政権が続くことがいいことなのか、悪いことなのかわかりませんが、岸田政権の次であっても自民党と考えている人が現時点では多いようです。
NHKが行っている政党支持率でも、直近で自民党が38%、日本維新の会が立憲民主党を上回ることも増えていますが、11月では立憲民主党が5%、日本維新の会が4%…となっており、野党の支持層は実は増えていません。
センスのない岸田政権なのにそれが謎です…
いろいろと不祥事や疑惑がボロボロ出ているのに、野党の支持は広がらず、むしろ、前原氏の新党設立などで、野党はバラバラになっていく方向です。
野党が大きなカタマリになることは、政策的に難しいので、近い将来に非自民の政権ができるとすれば、岸田政権の体たらくに嫌気のさした自民党の非主流派が離党して、維新の会と合流するといった革命的なダイナミックな動きがないと難しいでしょう。