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-きたのひと新聞-

異次元の少子化対策は出てこないのに、異次元の高齢者支援がでてきた!

異次元の少子化対策は? 今年の1月、岸田首相は「少子化問題は待ったなしの課題」で「こども政策を体系的に取りまとめた上で、6月の骨太方針までに将来的なこども予算倍増に向けた大枠を提示していく」といって、異次元の少子化対策に取り組むと話をしまし…

記事を読んで ペーパレスでタブレット導入

札幌市議会でタブレットを導入してペーパレス化 札幌市議会では11月からタブレットを導入して、議案書や資料のペーパーレス化を進めているそうです。 ニュースになっていました それを紹介している記事がありましたが、紙のときは資料作成経費が126万円にだ…

社説を読んで マイナ保険証すみやかに導入を!

マイナカードが保険証に 政府はマイナンバーの相次ぐトラブルを受けた総点検結果を取りまとめ、岸田文雄首相は、来年秋に予定通り紙の健康保険証を廃止すると表明しました。 マイナンバーで見えてきたもの マイナンバーの紐づけ誤りは、住民登録と保険証や年…

ニュースを読んで 職員研修に教育勅語を使ってみたら?

ときどき出てくる教育勅語のニュース ときどき、教育勅語のニュースが出てきます。 ニュースの文脈的に、戦前の軍国主義の精神を教育するために使われた悪いものだから、それを今使うのは不適切だ、というものが多いです。 なんとなく、そういうものだと思っ…

ニュースを読んで 化石賞にびっくり!

化石賞ってなんだ!? 読んでびっくりの記事がありました。 国連の環境変動会議があるたびに、温暖化対策に消極的ということで行われる不名誉な表彰「化石賞」の記事です。 てっきり権威ある団体、国連とかその機関が客観的に選定していると思ったら、ある環…

社説を読んで 武器輸出と侵略された国への支援

武器の輸出について 憲法で平和主義の理念を掲げる日本は、武器の輸出を厳しく自制してきました。 その結果、ロシアの侵略を受けるウクライナに対しても、防弾チョッキやヘルメットなど、殺傷能力のないものだけしか支援をすることができていません。 アメリ…

ニュースを読んで メディアのお金にまつわるはなし

メディアでのお金にまつわる不祥事があとを絶ちません 政治とお金の話題に注目があつまっていますが… 自民党のパーティー券を巡っての政治資金の疑惑が世間を賑わせています。 税金や社会保険料の負担をお願いする立場の国会議員がお金に緩いと、世の中、政…

ニュースを読んで お金にまつわる疑惑 政治もメディアも…

政治資金の疑惑 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、最大派閥「清和政策研究会(安倍派)」の所属議員側の政治資金収支報告書の不記載額が直近5年間で最大約5千万円に上ることが8日、関係者への取材で分かった。派閥からのパーティー収入の還流分…

社説を読んで 日韓の歴史問題というか韓国自身の歴史問題

日韓の歴史問題って?? 朝日新聞に「日韓の歴史問題 不断の直視こそ必要だ」という社説が出ていました。 そのなかで「国民感情にかかわる歴史問題は、司法判断や政治的合意ですべてが解消するものではない」と言い切っていることに衝撃を受けました。 一人…

ニュースを読んで 医療的ケア児とその家族を支援しよう

医療的ケア児って? 医療の発達により、人工呼吸器を使用したり、たんの吸引といった医療的ケアが日常的に必要な子ども「医療的ケア児」が増えています。 医療的なケアは、医師、看護師といった医療従事者か家族しか行うことができないため、ふだん、ご両親…

社説を読んで 赤字ローカル線からマチの将来を考える

公共交通の再編 耳なじみはないかもしれませんが、改正地域公共交通活性化再生法が施行されました。この法律は、鉄道会社や自治体の要請により、国土交通相が関係者を集めた「再構築協議会」を設置し、3年以内を目安に、鉄道の存続やバスへの転換に向けた方…

<社説>バス運転手不足 地域の在り方の見直しが急務だ

道内各地のバス路線で廃止や減便が相次いでいる。北海道新聞の調査では主要な20社のうち半数の10社が今年減便を行っていた。 夕鉄バス(夕張)は夕張市など南空知5市町と札幌市を結ぶ計3路線を先月末廃止した。48年前の夕張鉄道廃線後を支えた路線だ。 北海…

社説を読んで バスの運転手不足。持続可能な都市に生まれ変わらないと

北海道内のバス路線の廃止が相次ぐ 北海道内のバス路線で廃止や減便が相次いでおり、主要バス会社20社のうち半数の10社が今年減便を行っています。 夕鉄バス(夕張)は夕張市など南空知5市町と札幌市を結ぶ計3路線を先月末廃止した。北海道北見バス(北見)…

ニュースを読んで 次の政権を取ってほしい党は?

岸田政権のセンスのなさ 岸田首相のセンスのなさは、全国に知れ渡り、支持率は低迷し、さまざまなメディアでの世論調査で軒並み30%を下回っています。 これまでの通例であれば、支持率が低迷すると、与党の中から首をすげ替えろ、という動きが出て、政権運…

ニュースを読んで 日韓スワップ、8年ぶりに再開

財務省は、12月1日、韓国の中央銀行である韓国銀行との間で、総額100億ドル、3年間の通貨スワップ協定を締結したと発表しました。 www.mof.go.jp 日韓のスワップは、上限100億ドルのスワップが2015年2月に失効し、その後の9年弱の間、日韓のスワップは存在し…

社説 札幌五輪招致「白紙」に まずは着実な市政を

街と住民の未来を考え、オリンピック招致だけにこだわるのをやめるべきではないか。 国際オリンピック委員会(IOC)が、2030年冬季大会の最優先候補地にフランスのアルプス地域、34年大会には米国のソルトレークシティーを選んだ。 さらに38年大会については…

(社説)前原新党 野党結集 口だけ番長を超えて

国民民主党の前原誠司代表代行が、新党「教育無償化を実現する会」の結成を表明した。一緒に離党届を提出した3人に、無所属の1人を加えた国会議員5人で構成する。 前原氏は、政策実現を掲げて政権与党とも連携する玉木雄一郎代表の党運営に異議を唱え、9…

<社説>札幌市招致撤退 五輪よりも見据えるべきもの

国際オリンピック委員会(IOC)は2030年冬季五輪をフランスで、34年を米ソルトレークシティーで開催することを内定した。38年大会はスイスと優先的に協議を進めるという。 これを受け、札幌市の秋元克広市長は招致活動から撤退する考えを示した。…

社説を読んで フェイクと真実

新聞の社説に 真実や事実と噓(うそ)や虚偽=フェイクなら、もちろん前者が「善」で後者が「悪」ですが、その伝播(でんぱ)する力となると、残念ながら、真実は噓にかなわない。米国の作家マーク・トウェインも曰(いわ)く、<真実が靴を履いている間に、…

(社説)補正予算成立 与野党の新たな政策実現に向けた動きを評価

参院本会議で2023年度補正予算が可決、成立した。 今回の補正には含まれないが、首相が打ち出した来年度の定額減税も視野に入れながら、財源が不足して財源の7割が借金頼みという補正予算である。物価高に苦しむ低所得者への給付金や、産業を支援する基金の…

(社説)医療的ケア必要な子 育て働く親取り残すな

待機児童の減少や育休制度の拡充など、子育てをしながら働く親の環境は少しずつ整ってきた。男性の育休の取得についても徐々に一般化しつつある。 だが、その波から取り残されているのが、人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの日常的に…

(社説)国の指示権拡充 非常時に活用できる制度の創設を

感染症の蔓延(まんえん)や大災害が発生した際に、国が自治体に必要な事務処理を指示できる制度をつくろう――。 こんな答申を首相の諮問機関の地方制度調査会が出す方向だ。コロナ禍を教訓に国と自治体の関係の見直しを議論してきており、最終答申は来月。そ…

<社説>来年の春闘 賃上げ持続へ正念場だ

2024年の春闘に向けて、連合は基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)を3%以上、定期昇給を含めて「5%以上」の賃上げを求める方針を示した。 流通や外食、繊維などの労働組合が加盟するUAゼンセンは、パートなどを合わせた全体の目標を「6…

<社説>JR自由席廃止 乗客の利便性向上と経営改善の好施策に

JR北海道が来年3月のダイヤ改正で四つの主要特急の自由席を廃止し、全席を指定席にする。 自由席を廃止するのは札幌発着で函館を結ぶ北斗、室蘭のすずらん、釧路のおおぞら、帯広のとかちだ。旭川を結ぶカムイ、ライラックでは自由席の割合を減らす。 自…

<社説>慰安婦訴訟判決 韓国は合意に基づき解決を

旧日本軍の元従軍慰安婦らが損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、韓国のソウル高裁が原告の請求を却下した一審判決を取り消し、日本政府に賠償を命じた。 国家は他国の裁判所に裁かれないとする国際法上の「主権免除」原則を認めるかが争点だった。高裁は免…

<社説>核ごみ調査3年 着実に進める必要あり

高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡る後志管内寿都町と神恵内村での文献調査が開始から3年たった。 原子力発電環境整備機構(NUMO)による調査は慎重に進められ、目安とした2年間から大幅に延びた。調査結果をまとめた報告書は年明…

<社説>北朝鮮「衛星」 対話だけでなく自らを守る体制を整えよ

北朝鮮が「軍事偵察衛星」と称する物体を発射した。 分離して一つ目は東シナ海に、二つ目は沖縄本島と宮古島間の上空を通過して太平洋に落下した。 北朝鮮は偵察衛星を地球の周回軌道に投入したと主張し、打ち上げは成功だったとしている。 北朝鮮は2021…

<社説>データセンター誘致 競争力を高めよう

デジタル社会に欠かせない大規模データセンター(DC)の道内拠点化が本格的に動き始めた。 DCはインターネットを通じて大量のデータの処理・保管を担う施設で、人工知能(AI)や自動運転などの進展で重要性が増す。 DCは東京や大阪周辺に8割が集中…

<社説>後半国会 与党野党ともに力が試される

政府の経済対策を裏付ける2023年度補正予算案が衆参両院の本会議で審議入りした。 きのうの代表質問でも、経済対策の一環で打ち出した所得税と住民税の減税などを巡り、明確な説明を避ける岸田文雄首相の姿勢は変わらなかった。 物価高にあえぐ国民生活…

<社説>コロナ予算執行 是々非々に検証し教訓に

会計検査院が2022年度決算検査報告を岸田文雄首相に提出した。予算の使い方などに問題があると指摘したのは計344件、総額約580億円となった。 このうち新型コロナウイルス対策関連が93件、約220億円で金額は全体の3分の1を占めた。 コロナ…